万葉集入門
明日香村へ行こう
万葉集の故郷、奈良県明日香村やその周辺の史跡などを紹介しています。
机の上での鑑賞だけでなく、ぜひみなさんも万葉集の歌が詠まれた現地を訪れて歌の心に触れてみてください。
(解説:黒路よしひろ)

スポンサード リンク


男渕(おぶち)

女渕よりさらに上流に1.5キロほど登ったところに男渕があります。
この男渕、山陰の非常に分かりにくい場所にあるために、通り過ぎてしまってその先にある小さな滝を男渕と誤解されてしまっている方もよくおられるようです(最初は僕もうっかり通り過ぎてしまいました^^;)

ほんとうの男淵は、「男渕」と書かれた案内板の矢印が向いている先の(山道から外れた)崖下にあります。
さすがに男渕というだけあって女渕よりもさらに大きく、雄大な滝と渕です。

男渕(おぶち)

女渕よりさらに上流に登っていくと、このような案内板があります。
ここはもちろん男渕と書かれた方向に進みます。


さらに上流へ登ると「北の谷」への案内板がありますが、「男渕」へはこの矢印と反対の方向の道を登るので注意してください。
(ここは男渕への案内板も設置しておいて欲しかったところですね^^;)


男渕の案内板が見えてきます。
この矢印の方向に小さな山道が続いているために、誤ってその道の先を「男渕」と思ってしまいがちですが…
実際には山道を入ってすぐの道から外れた崖下に男渕があるのです。
ちょうど案内板のさしている辺りですね。


崖の上から覗きこんだ男渕。
下りて行く道は…


2008年3月現在、こんな感じの場所を下りていくしかありません(汗。。
っていうか、まず下りるのは無理かと…


仕方ないのでみなさんのかわりに、僕が倒木にぶら下がったり綱渡りしながら下りてみました(笑)
滝の音とホトトギスの鳴く声以外はなにも聞こえない、振り返れば後ろにほんとうに竜神がいるのではないかと思うような、そんな不思議な空間が広がっていました…


ただし、下りた僕がいうのもなんですけど、下手したら大怪我してしまうかも知れないのでみなさんは無理に下りないほうがいいと思います。
下りて怪我されても僕は責任持てませんですのであしからず(^・^;
(いや、実際には下りるよりも上るほうが大変だったりしますし…)
一応、下に下りられるようにボランティアの方が整備を進めて下さっているようなので、その完成を待つのが利巧かも知れませんね。

明日香村愛好家の方でも、この男渕まで行かれた方は少ないと思いますので、みなさんもぜひとも一度訪ねてみてください。


奥明日香(稲渕・栢森・入谷・芋峠)
稲渕  男綱  女綱

大化の改新ロケ地跡  飛鳥川上坐宇須多岐比売命神社

女渕  男渕  栢森の金毘羅さん

入谷  古道芋峠小道

万葉集入門 明日香村へ行こう(トップページへ戻る)

当サイトはリンクフリーです、どうぞご自由に。
Copyright(c) 2008 Yoshihiro Kuromichi (plabotnoitanji@yahoo.co.jp)


スポンサード リンク