万葉集入門
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現存する日本最古の和歌集「万葉集」の解説サイトです。
分かりやすい口語訳の解説に歌枕や歌碑などの写真なども添えて、初心者の方はもちろん多くの万葉集愛好家の方に楽しんでいただきたく思います。
(サイト制作者:黒路よしひろ)

万葉集巻六

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万葉集全歌一覧(巻五 〜 巻八)
(万葉集の全歌一覧ページです。)

巻一  巻二  巻三  巻四

巻五  巻六  巻七  巻八

巻十六


(他の巻もまた追加していきます)

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万葉集巻六

九〇七:滝の上の 御舟の山に 瑞枝さし 繁に生ひたる
(笠金村)

九〇八:毎年にかくも見てしかみ吉野の
(笠金村)

九〇九:山高み白木綿花に落ち激つ
(笠金村)

九一〇:神柄か見が欲しからむみ吉野の
(笠金村)

九一一:み吉野の秋津の川の万世に
(笠金村)

九一二:泊瀬女の造る木綿花み吉野の
(笠金村)


九一三:味ごり あやに羨しく 鳴る神の 音のみ聞きし
(車持千年)

九一四:滝の上の三船の山は畏けど
(車持千年)

九一五:千鳥鳴くみ吉野川の川音なす
(車持千年)


九一六:茜さす日並べなくにわが恋は
(車持千年)


九一七:やすみしし わご大君の 常宮と 仕へまつれる
(山部赤人〔山辺赤人〕)


九一八:沖つ島荒磯の玉藻潮干満ちて
(山部赤人〔山辺赤人〕)


九一九:若の浦に潮満ち来れば潟を無み
(山部赤人〔山辺赤人〕)


九二〇:あしひきの み山もさやに 落ち激つ 吉野の川の
(笠金村)


九二一:万世に見とも飽かめやみ吉野の
(笠金村)


九二二:皆人の命もわれもみ吉野の滝の
(笠金村)


九二三:やすみしし わご大君の 高知らす 吉野の宮は
(山部赤人〔山辺赤人〕)

九二四:み吉野の象山の際の木末には
(山部赤人〔山辺赤人〕)

九二五:ぬばたまの夜の更けぬれば久木生ふる
(山部赤人〔山辺赤人〕)

九二六:やすみしし わご大君は み吉野の 秋津の
(山部赤人〔山辺赤人〕)


九二七:あしひきの山にも野にも御猟人
(山部赤人〔山辺赤人〕)


九二八:押し照る 難波の国は 葦垣の 古りにし郷と
(笠金村)

九二九:荒野らに里はあれども大君の
(笠金村)

九三〇:海少女棚無し小舟漕ぎ出らし
(笠金村)

九三一:鯨魚取り 浜辺を清み うちなびき 生ふる玉藻に
(車持千年)

九三二:白波の千重に来寄する住吉の
(車持千年)


九三三:天地の 遠きが如く 日月の 長きが如く
(山部赤人〔山辺赤人〕)


九三四:朝凪に梶の音聞ゆ御食つ国
(山部赤人〔山辺赤人〕)

九五五:さす竹の大宮人の家と住む

(石川足人)

九五六:やすみししわご大君の食国は
(大伴旅人)

九五七:いざ子供香椎の潟に白妙の
(大伴旅人)

九五八:時つ風吹くべくなりぬ香椎潟
(小野老)

一〇〇九:橘は実さへ花さへその葉さへ
(聖武天皇)

一〇一〇:奥山の真木の葉凌ぎ降る雪の
(橘奈良麿〔橘奈良麻呂〕)

一〇一八:白珠は人に知らえず知らずともよし
(元興寺の僧)


一〇二四:長門なる沖つ借島奥まへて
(巨曾部対馬)

一〇二五:奥まへてわれを思へるわが背子は
(橘諸兄)

一〇二六:ももしきの大宮人は今日もかも
(豊島采女)

一〇二六:橘の本に道履む八衢に
(三方沙弥)

一〇二八:大夫の高円山に迫めたれば
(大伴坂上郎女)


一〇二九:河口の野辺に廬りて夜の経れば
(大伴家持)


一〇三七:今造る久邇の都は山川の
(大伴家持)


(巻六についてもまた追加して行きますね)


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