万葉集入門
万葉集入門
 

現存する日本最古の和歌集である万葉集。
学生時代に授業で習った方もおられるかと思いますが、その難解さに辟易とされた記憶があるのではないでしょうか。
しかし、ほんとうの万葉集は万葉時代の人間の喜怒哀楽、神への祈りが歌に託されている、もっと楽しく読める詩歌集です。

ここでは一首ずつ歌を取り上げながら、万葉集を誰でも気軽に学び楽しめるように工夫してみました。
各歌のページの上半分にある、原歌と現代語訳を読むだけでも、一通りの知識が得られるようになっています。
また、解説のページでは奈良や明日香村などの万葉集に詠まれた歌枕(土地)や歌碑の写真なども掲載しているので、それらを眺めるだけでも楽しんでいただけるかと思います。
古典というかたぐるしさにとらわれることなく、ぜひ万葉集の世界を楽しんでみてください。

黒路よしひろ(サイト製作者)より

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万葉集とは
万葉集とは

万葉集について(万葉集の概要)


万葉集全巻一覧
万葉集全歌一覧(巻一 〜 巻四)

万葉集全歌一覧(巻五 〜 巻八)
(万葉集の全歌一覧ページです。)

巻一  巻二  巻三  巻四

巻五  巻六  巻七  巻八

(以降の巻もまた追加していきます)


イベント情報
イベント情報

「万葉歌姫コンサート」
2016年10月10日(祝日)奈良県大和高田市のさざんかホールにて。

毎年、秋に行われる万葉集を作曲するコンテスト、万葉の歌音楽祭(犬養万葉記念館主催)にて大賞受賞歴を持つ歌姫たちが、2016年10月10日奈良の都〜大和高田さざんかホールに集います!華やかな天平衣装に身を包んだ平成歌姫たちの彩り豊かな万葉ワールドを是非!、体感してみてください!

詳しくは万葉SOULさんのホームページを御覧ください。

万葉SOULホームページ
http://humannature59.wixsite.com/manyo-jazz?fb_ref=Default


僕も都合がつけば行ってみるつもりですので、お近くの方はぜひ平成歌姫たちの万葉ワールドを体感してみてください^^
(黒路よしひろ)


新着
万葉集書籍:新着
2016年6月1日更新
やまと花万葉 写真/中村明巳・文/片岡寧豊 (東方出版) 定価1800円(税別)

2016年5月27日更新
入江泰吉 万葉花さんぽ 写真/入江泰吉・文/中西 進 (小学館文庫) 定価838円(税別)

2015年11月27日更新
万葉集(1)〜〜(4) 伊藤博 (角川ソフィア文庫) 定価960円〜1000円(税別)


万葉集解説:新着
2016年7月31日更新
一四七〇:もののふの石瀬の杜の霍公鳥
(刀理宣令)


2016年7月28日更新
一四六九:あしひきの山霍公鳥汝が鳴けば
(沙彌)


2016年7月26日更新
一四六八:霍公鳥声聞く小野の秋風に
(広瀬王)


2016年7月22日更新
一四六七:霍公鳥無かる国にも行きてしか
(弓削皇子)


2016年7月21日更新
一四六六:神名火の磐瀬の杜の霍公鳥
(志貴皇子)


2016年7月20日更新
一四六五:霍公鳥いたくな鳴きそ汝が声を
(藤原夫人)


2016年7月18日更新
一四六四:春霞たなびく山の隔れれば
(大伴家持)


2016年7月17日更新
一四六三:吾妹子が形見の合歓木は花のみに
(大伴家持)


2016年7月13日更新
一四六二:わが君に戯奴は恋ふらし賜りたる
(大伴家持)


2016年7月10日更新
一四六一:昼は咲き夜は恋ひ寝る合歓木の花
(紀女郎)


2016年7月9日更新
一四六〇:戯奴〔変してわけと云ふ〕がためわが手もすまに春の野に
(紀女郎)


2016年7月8日更新
一四五九:世間も常にしあらねば屋戸にある
(久米女郎)


2016年7月7日更新
一四五八:屋戸にある桜の花は今もかも
(厚見王)


2016年7月6日更新
一四五七:この花の一枝のうちは百種の
(娘子)


2016年7月4日更新
一四五五:たまきはる命に向ひ恋ひむゆは
(笠金村)

一四五六:この花の一枝のうちに百種の
(藤原広嗣)


2016年7月3日更新
一四五四:波の上ゆ見ゆる小島の雲隠り
(笠金村)

2016年7月1日更新
一四五三:玉襷 懸けぬ時無く 息の緒に わが思ふ君は
(笠金村)


2016年6月30日更新
一四五二:闇夜ならば宜も来まさじ梅の花
(紀女郎)


2016年6月28日更新
一四五一:水鳥の鴨の羽の色の春山の
(笠女郎)


2016年6月26日更新
一四五〇:情ぐきものにそありける春霞
(大伴坂上郎女)


2016年6月25日更新
一四四八:わが屋戸に蒔きし瞿麦いつしかも
(大伴家持)

一四四九:茅花抜く浅茅が原のつぼすみれ
(大伴田村大嬢)


2016年6月24日更新
一四二〇:沫雪かはだれに降ると見るまでに
(駿河采女)


2016年6月21日更新
一四二三:去年の春掘じて植ゑしわが屋外の
(阿倍広庭)


2016年6月20日更新
一四二二:うちなびく春来るらし山の際の
(尾張連)


2016年6月17日更新
一四二一:春山の咲きのををりに春菜つむ
(尾張連)


2016年6月16日更新
一四四七:尋常に聞くは苦しき呼子鳥
(大伴坂上郎女)

2016年6月15日更新
一四四六:春の野にあさる雉の妻恋に
(大伴家持)


2016年6月14日更新
一四四五:風交り雪は降るとも実にならぬ
(大伴坂上郎女)


2016年6月12日更新
一四四四:山吹の咲きたる野辺のつぼすみれ
(高田女王)


2016年6月11日更新
一四四三:霞立つ野の上の方に行きしかば
(丹比真人乙麿)


2016年6月9日更新
一四四二:難波辺に人の行ければ後れ居て
(丹比屋主真人〔丹比真人屋主〕)


2016年6月7日更新
一四四一:うち霧らし雪は降りつつしかすがに
(大伴家持)


2016年6月6日更新
一四四〇:春雨のしくしく降るに高円の
(河辺東人)


2016年6月4日更新
一四三五:蛙鳴く甘奈備川に影見えて
(厚見王)


2016年6月3日更新
一四三四:霜雪(しもゆき)もいまだ過ぎねば思はぬに
(大伴三林)


2016年6月1日更新
一四三二:わが背子が見らむ佐保道の青柳を
(大伴坂上郎女)

一四三三:うちのぼる佐保の川原の青柳は
(大伴坂上郎女)


2016年5月31日更新
一四二八:おし照る 難波を過ぎて うちなびく 草香の山を
(作者不明)

一四二九:嬢子らが 插頭のために 遊士が 蘰のためと
(作者不明)

一四三〇:去年の春逢へりし君に恋ひにてし
(作者不明)


2016年5月29日更新
一四二六:わが背子に見せむと思ひし梅の花
(山部赤人〔山辺赤人〕)

一四二七:明日よりは春菜摘まむと標めし野に
(山部赤人〔山辺赤人〕)


2016年5月28日更新
一四二五:あしひきの山桜花日並べて
(山部赤人〔山辺赤人〕)


2016年5月27日更新
一四二四:春の野にすみれ摘みにと来しわれそ
(山部赤人〔山辺赤人〕)


2016年2月26日更新
九五八:時つ風吹くべくなりぬ香椎潟
(小野老)


2016年2月25日更新
一〇二六:橘の本に道履む八衢に
(三方沙弥)

九五七:いざ子供香椎の潟に白妙の
(大伴旅人)


2016年2月24日更新
一〇二六:ももしきの大宮人は今日もかも
(豊島采女)


2016年2月15日更新
一〇二五:奥まへてわれを思へるわが背子は
(橘諸兄)


2016年2月14日更新
一〇二四:長門なる沖つ借島奥まへて
(巨曾部対馬)


2016年2月13日更新
一五七三:秋の雨に濡れつつをれば賤しけど
(大伴利上)


2016年2月12日更新
一四三九:時は今は春になりぬとみ雪降る
(中臣武良自)

一五七二:わが屋戸の草花が上の白露を
(大伴家持)


2016年2月11日更新
一四三六:含めりと言ひし梅が枝今朝降りし
(大伴村上)

一四三七:霞立つ春日の里の梅の花
(大伴村上)

一四三八:霞立つ春日の里の梅の花
(大伴駿河麿〔大伴駿河麻呂〕)


2016年2月10日更新
一五七一:春日野に時雨ふる見ゆ明日よりは
(藤原八束)


2016年2月9日更新
一五七〇:此処にありて春日や何処雨障
(藤原八束)


2016年2月7日更新
一五六八:雨隠り情いぶせみ出で見れば
(大伴家持)

一五六九:雨晴れて清く照りたるこの月夜
(大伴家持)


2016年2月6日更新
一五六六:ひさかたの雨間もおかず雲隠り
(大伴家持)

一五六七:雲隠り鳴くなる雁の去きて居む
(大伴家持)


2016年2月3日更新
一五六五:わが屋戸の一群萩を思ふ児に
(大伴家持)


2016年2月1日更新
一五六四:秋づけば尾花が上に置く露の
(日置長枝娘子)


2016年1月28日更新
一五六三:聞きつやと妹が問はせる雁が音は
(大伴家持)


2016年1月27日更新
一五六二:誰聞きつ此間ゆ鳴き渡る雁がねの
(巫部麻蘇娘子)


2016年1月26日更新
一四三一:百済野の萩の古枝に春待つと
(山部赤人〔山辺赤人〕)


2016年1月25日更新
一五六一:吉名張の猪養の山に伏す鹿の
(大伴坂上郎女)


2016年1月23日更新
一五六〇:妹が目を始見の崎の秋萩は
(大伴坂上郎女)


2016年1月20日更新
一一一九:往く川の過ぎにし人の手折らめば
(柿本朝臣人麿歌集)

2016年1月17日更新
一一一八:いにしへにありけむ人もわが如か
(柿本人麿歌集〔柿本人麻呂歌集〕)


2016年1月16日更新
一一二〇:み吉野の青根が峰の蘿蓆
(作者不明)

一〇九五:三諸つく三輪山見れば隠口の
(作者不明)

一一二一:妹らがりわが通ひ路の細竹薄
(作者不明)


2016年1月15日更新
一〇九二:鳴神の音のみ聞きし巻向の
(柿本朝臣人麿歌集〔柿本朝臣人麻呂歌集〕)

一〇九三:三諸のその山並に子らが手を
(柿本朝臣人麿歌集〔柿本朝臣人麻呂歌集〕)

一〇九四:我が衣色つけ染めむ味酒
(柿本朝臣人麿歌集〔柿本朝臣人麻呂歌集〕)


2016年1月14日更新
一一三三:皇祖神の神の宮人冬薯蕷葛
(作者不明)

一一三四:吉野川石と柏と常盤なす
(作者不明)


2016年1月13日更新
一一三一:皆人の恋ふるみ吉野今日見れば
(作者不明)

一一三二:夢のわだ言にしありけり現にも
(作者不明)


2016年1月12日更新
一一三〇:神さぶる磐根こごしきみ吉野の
(作者不明)


2016年1月11日更新
一〇八八:あしひきの山川の瀬の響るなへに
(柿本朝臣人麿歌集〔柿本朝臣人麻呂歌集〕)


2016年1月10日更新
一〇八七:痛足川川波立ちぬ巻目の
(柿本朝臣人麿歌集〔柿本朝臣人麻呂歌集〕)


2016年1月8日更新
一五五七:明日香川行き廻る丘の秋萩は
(丹比真人国人)

一五五八:鶉鳴く古りにし郷の秋萩を
(豊浦寺の沙弥尼)

一五五九:秋萩は盛りすぐるを徒らに
(豊浦寺の沙弥尼)


2016年1月7日更新
一六五八:わが背子と二人見ませば幾許か
(光明皇后)


2016年1月6日更新
一六三八:あおによし奈良の山なる黒木もち
(聖武天皇)

一六三九:淡雪のほどろほどろに降り敷けば
(大伴旅人)


2016年1月5日更新
一六三七:はだすすき尾花逆葺き黒木もち
(元正天皇)


2015年12月30日更新
一六三六:大口の真神が原に降る雪は
(舎人娘子)


2015年12月23日更新
一五五四:大君の三笠の山の黄葉は
(大伴家持)

一五五五:秋立ちて幾日もあらねばこの寝ぬる
(安貴王)

一五五六:秋田刈る仮廬もいまだ壊たねば
(忌部首黒麿)


2015年12月22日更新

一五五二:夕月夜心もしのに白露の
(湯原王)


一五五三:時雨の雨間無くし降れば三笠山
(大伴稲公)



2015年12月21日更新
一五五〇:秋萩の散りのまがひに呼び立てて
(湯原王)


一五五一:時待ちてふりし時雨の雨止みぬ
(市原王)



2015年12月20日更新
一五四九:射目立てて跡見の丘辺の瞿麦が花
(紀鹿人)



2015年12月19日更新
一五四八:咲く花もをそろはうきを晩なる
(大伴坂上郎女)



2015年12月18日更新
一五四七:さ男鹿の萩に貫き置ける露の白珠
(藤原八束)



2015年12月17日更新
一五四三:秋の露は移にありけり水鳥の
(三原王)


一五四四:牽牛の思ひますらむ情より
(湯原王)


一五四五:織女の袖つぐ夜の暁は
(湯原王)


一五四六:妹許とわが行く道の川にあれば
(市原王)



2015年12月16日更新
一〇一八:白珠は人に知らえず知らずともよし
(元興寺の僧)


一〇二八:大夫の高円山に迫めたれば
(大伴坂上郎女)



2015年12月15日更新
一五四一:わが岡にさ男鹿来鳴く初萩の
(大伴旅人)


一五四二:わが岡の秋萩の花風をいたみ
(大伴旅人)



2015年12月14日更新
一五三六:暮に逢ひて朝面無み隠野の
(縁達師)

一五三七:秋の野に咲きたる花を指折り
(山上憶良)

一五三八:萩の花尾花葛花瞿麦の花
(山上憶良)

一五三九:秋の田の穂田を雁が音闇けくに
(聖武天皇)

一五四〇:今朝の朝明雁が音寒く聞きしなへ
(聖武天皇)


2015年12月13日更新

一五三三:伊香山野辺に咲きたる萩見れば
(笠金村)


一五三四:女郎花秋萩手折れ玉鉾の
(石川老夫)


一五三五:わが背子を何時そ今かと待つなへに
(藤原宇合)



2015年12月12日更新
一五二九:天の川ふつの波音騒くなり
(山上憶良)


一五三〇:女郎花秋萩まじる蘆城の野
(作者不明)


一五三一:珠匣蘆城の川を今日見ては
(作者不明)


一五三二:草枕旅行く人も行き触れば
(笠金村)




万葉集巻一

一:籠よみ籠持ち掘串もよ
(雄略天皇)


二:大和には郡山あれど
(舒明天皇)


三:やすみしし わご大君 朝には
(中皇女の間人老)


四:たまきはる宇智の大野に馬並めて
(中皇女の間人老)


五:霞経つ 長き春日の 暮れにける わづきも知らず
(軍王)


六:山越しの風を時じみ寝る夜おちず
(軍王)


七:秋の野のみ草刈葺き宿れりし
(額田王)


八:熟田津に船乗りせむと月待てば
(額田王)


九:莫囂圓隣之大兄爪湯気わが背子が
(額田王)


十:君が代もわが代も知るや磐代の
(中皇命)


十一:わが背子は仮廬作らす草無くは
(中皇命)


十二:わが欲りし野島は見せつ底深き
(中皇命)


十三:香具山は畝傍ををしと
(中大兄皇子〔天智天皇〕)


十四:香具山と耳梨山とあひし時
(中大兄皇子〔天智天皇〕)


十五:わたつみの豊旗雲に入日射し
(中大兄皇子〔天智天皇〕)


十六:冬ごもり春さり来れば鳴かざりし
(額田王)


十七:美酒三輪の山あをによし
(額田王)


十八三輪山をしかも隠すか雲だにも
(額田王)


十九:へそがたの林のさきの狭野榛の
(井戸王)


二〇:あかねさす紫野行き
(額田王)


二一:紫草のにほへる妹を
(大海人皇子〔天武天皇〕)


二二:河の上のゆつ岩群に草生さず
(吹黄刀自)


二三:打つ麻を麻続王海人なれや
(不明)


二四:うつせみの命を惜しみ浪にぬれ
(麻続王)


二五:み吉野の 耳我の峰に 時なくそ
(天武天皇)


二六:み吉野の 耳我の峰に 時じくそ
(天武天皇)

二七:よき人のよしとよく見てよしと言ひし
(天武天皇)


二八:春過ぎて夏来るらし
(持統天皇)


二九:玉襷 畝火の山の 橿原の 日知の御代ゆ
(柿本人麿〔柿本人麻呂〕)


三〇:ささなみの志賀の辛崎幸くあれど
(柿本人麿〔柿本人麻呂〕)


三一:ささなみの志賀の大わだ淀むとも
(柿本人麿〔柿本人麻呂〕)


三二:古の人にわれあれやささなみの
(高市古人)


三三:ささなみの国つ御神の心(うら)さびて
(高市古人)


三四:白波の浜松が枝の手向草
(川島皇子)


三五:これやこの大和にしてはわが恋ふる
(阿閉皇女〔元明天皇〕)


三六:やすみしし わご大君の 聞し食す 天の下に
(柿本人麿〔柿本人麻呂〕)


三七:見れど飽かぬ吉野の河の常滑の
(柿本人麿〔柿本人麻呂〕)


三八:やすみしし わご大君 神ながら 神さびせすと 吉野川
(柿本人麿〔柿本人麻呂〕)


三九:山川も依(よ)りて仕ふる神ながら
(柿本人麿〔柿本人麻呂〕)


四〇:嗚呼見の浦に船乗りすらむ感嬬らが
(柿本人麿〔柿本人麻呂〕)


四一:くしろ着く手節の崎に今日もかも
(柿本人麿〔柿本人麻呂〕)


四二:潮騒に伊良虞の島辺漕ぐ船に
(柿本人麿〔柿本人麻呂〕)


四三:わが背子は何処行くらむ奥つもの
(當麻真人麿〔當麻真人麻呂〕の妻)


四四:吾妹子をいざ見の山を高みかも
(石川麿〔石川麻呂〕)


四五:やすみしし わご大君 高照らす 日の御子
(柿本人麿〔柿本人麻呂〕)


四六:阿騎の野に宿る旅人打ち靡き
(柿本人麿〔柿本人麻呂〕)


四七:ま草刈る荒野にはあれど黄葉の
(柿本人麿〔柿本人麻呂〕)


四八:東の野に炎の立つ見えて
(柿本人麿〔柿本人麻呂〕)


四九:日並皇子の命の馬並めて
柿本人麿〔柿本人麻呂〕)


五〇:やすみしし わご大王 高照らす 日の皇子 荒栲の
(藤原宮の役民)


五一:采女の袖吹きかえす明日香風
(志貴皇子)


五二:やすみしし わご大王 高照らす 日の御子 荒栲の
(不明)


五三:藤原の大宮仕へ生れつぐや
(不明)


五四:巨勢山のつらつら椿つらつらに
(坂門人足)


五五:あさもよし紀人羨しも亦打山
(調首淡海)


五六:河の辺のつらつら椿つらつらに
(春日蔵首老)


五七:引馬野ににほふ榛原入り乱れ
(長忌寸奥麿〔長忌寸奥麻呂〕)

五八:何処にか船泊てすらむ安礼の崎
(高市連黒人)


五九:ながらふる妻吹く風の寒き夜に
(誉謝女王)

六〇:暮に逢ひて朝面無み隠にか
(長皇子)

六一:丈夫の得物矢手挿み立ち向かひ
(舎人娘子)


六二:ありねよし対馬の渡り海中に
(春日蔵首老)


六三:いざ子ども早く日本へ大伴の
(山上憶良)


六四:葦辺行く鴨の羽がひに霜降りて
(志貴皇子)

六五:あられ打つあられ松原住吉の弟
(長皇子)


六六:大伴の高師の浜の松が根を
(置始東人)

六七:旅にして物恋しきに○○音も
(高安大島)

六八:大伴の御津の浜にある忘れ貝
(身人部王)


六九:草枕旅行く君と知らませば
(清江娘子)


七〇:大和には鳴きて来らむ呼子鳥
(高市連黒人〔高市古人〕)


七一:大和恋ひ眠の寝らえぬに
(忍坂部乙麿)

七二:玉藻刈る沖辺は漕がじ敷栲の
(藤原宇合)


七三:吾妹子を早見浜風大和なる
(長皇子)


七四:み吉野の山の嵐の寒けくに
(文武天皇)


七五:宇治間山朝風寒し旅にして
(長屋王)


七六:ますらをの鞆の音すなりもののべの
(元明天皇)


七七:わご大君物な思ほし皇神の
(御名部皇女)


七八:飛鳥の明日香の里を置きて去なば
(不明〔持統天皇?〕)


七九:天皇の 御命かしこみ 柔びにし 家をおき 隠国の
(不明)


八〇:あをによし寧楽の家には万代に
(不明)


八一:山の辺の御井を見がてり神風の
(長田王)


八二:うらさぶる情さまねしひさかたの
(長田王)


八三:海の底奥つ白波立田山
(長田王)


八四:秋さらば今も見るごと妻恋ひに
(長皇子)


巻一:完
巻一についても今後もまた各歌の解説で写真などを追加していく予定です。


巻二以降はこちらから

万葉集全巻一覧
万葉集全歌一覧(巻一 〜 巻四)

万葉集全歌一覧(巻五 〜 巻八)
(万葉集の全歌一覧ページです。)

巻一  巻二  巻三  巻四

巻五  巻六  巻七  巻八

(以降の巻もまた追加していきます)

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万葉集巻一(二)英語訳版
“About poetry compiled in the first anthology, Manyo-Shu by Yoshihiro Kuromichi”
翻訳:宿谷睦夫、英文添削:ブルース・ワイマン
translator: Mustuo Shukuya auditor: Bruce Wyman


万葉集書籍情報
このサイトではこれからも万葉集の歌について出来る限り紹介していくつもりですが、より詳しくご自身で勉強されたいという方のためにおすすめできる万葉集と関連書籍をここに紹介しておきます。
万葉集(1)〜〜(4)&別冊万葉集辞典 中西進 (講談社) 定価637円〜〜1145円(税別)

万葉秀歌探訪 岡野弘彦 (NHKライブラリー) 定価1070円(税別)

万葉を行く 米田 勝 (奈良新聞社) 定価2000円(税別)

万葉集の神様 監修・神社本庁 (扶桑社) 定価2000円(税別)


明日香の万葉を歩く(上)(下) 二川曉美 (奈良新聞社) 定価・各2500円(税別)

奈良市の万葉を歩く(上)(下) 二川曉美 (奈良新聞社) 定価・各2300円(税別)

入江泰吉 万葉花さんぽ 写真/入江泰吉・文/中西 進 (小学館文庫) 定価838円(税別)

やまと花万葉 写真/中村明巳・文/片岡寧豊 (東方出版) 定価1800円(税別)


万葉の故郷「明日香村」へ行こう

明日香村(地図・宿)
明日香村地図
一応、明日香村の地図を作ってみました。
(かなり適当な地図なので、あくまで場所の目安程度にしておいてください^^;)

明日香村の宿(民宿)と地図については飛鳥京観光協会の公式HPがさらに詳しいですので、そちらを参考にしてみて下さい。
飛鳥京観光協会(外部リンク)

明日香めぐりマップ(外部リンク)


万葉集には天の香具山、雷の丘など、奈良県の大和盆地(やまとぼんち)で詠まれた歌が多く掲載されています。
とくに明日香村は飛鳥時代に京が置かれていた場所であり、万葉集に詠まれた風景や遺跡が多く残っています。
明日香村の北には藤原京跡もあり、当時とおなじように大和三山が見渡せます。

ここではそんな万葉の故郷、明日香村と大和盆地を写真を交えながら紹介してみました。
詠まれた当時のその土地で、その当時とおなじ風景を眺めながら万葉集の歌を口ずさむことによって、万葉歌人がその歌を詠んだときのこころを追体験することが出来ます。

機会があればぜひみなさんも、大和盆地を訪れて万葉歌人のこころを追体験してみて下さい。

藤原京跡、天の香具山周辺
天岩戸  藤原京跡(大和三山)


明日香村
甘樫の丘  雷の丘  橘寺

石舞台  亀石  額田王の墓(植山古墳)

酒船石  亀形石造物  飛鳥寺  飛鳥坐神社

くつな石  都塚古墳  神なび  良助親王冬野墓


奥明日香・奥飛鳥(稲淵・栢森・入谷・芋峠)
稲渕  男綱  女綱

大化の改新ロケ地跡  飛鳥川上坐宇須多岐比売命神社

女渕  男渕  栢森の金毘羅さん

入谷  古道芋峠小道


あまち弥勒の 万葉歌碑写真集
日本でただひとりの万葉歌碑専門写真家をめざす、あまち弥勒の作品集。
その歌碑が一番美しく見える瞬間を写真におさめられればと思っています。

あまち弥勒の万葉歌碑写真集:巻一


奈良・明日香村関連ガイドブック
奈良や明日香村についてより詳しく調べたいという方のために、奈良を扱ったおすすめのガイドブックと解説本を紹介しておきます。

大人の街歩きK奈良 (成美堂出版)定価1103円(税込み)

歩きたくなる奈良地図本 (京阪神エルマガジン社)定価500円(税込み)

奈良名所むかし案内 本渡 章 (創元社)定価1890円(税込み)


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